森広隆ワンマンライブ2012~ラディカル・ファンク・ビーツ!@渋谷BOXX-Live Report2-

森広隆ワンマンライブ2012~ラディカル・ファンク・ビーツ!@渋谷BOXX-Live Report2-

森広隆ワンマンライブ2012~ラディカル・ファンク・ビーツ!>
@渋谷BOXX

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そして、ここでまたストラトの登場です!!
「あ、このギター、ストラト、ストラトキャスターって言うんですけど、こっちのサイクロン使う前は、デビューの時も、1枚目の並立概念撮った時も、長い間ずっとこれ使ってたんですよ」
知ってます!!
「すごい前に先輩から譲って貰った貰い物――いや、貰い物って(言い方)良くないか――頂き物?授かり物?って、授かり物じゃ意味違っちゃうよね!(爆笑)」
「それで、その頂き物を使ってたんですけど、サイクロンと出会って、『おぉ、こっちの方が弾きやすい』って感じでサイクロン使うようになっちゃったんで、ずっと使ってなかったんですね」
「そしたら、『鶴』ってバンドのベースの神田君って友達が――紺ちゃんがすごく仲良くて、良く一緒に飲みに行ったりしてるんだけど、こっちが籠もって一生懸命作業してる時に、『近くで飲んでるから来ない~?』って、本当に良く電話かかってくるんですよ(笑)」

「飲み行くのは止めれないよね~(笑)――あ、風邪声で、こんな声で失礼します」
予想通り、紺ちゃんの乱入が有りましたが、本当に声ガラガラで、それまで風邪引いてるなんて全然感じさせない演奏だったので、ビックリしました。どうぞお大事に。
「それで、その『鶴』の神田君が、ベースなんだけど、ギターもやってみたいなって言っていたので、このストラトとGS(?)ってギターと貸して、良かったら使ってって言ったんです。あ、楽器って弾いていないと拗ねちゃうんですよ――そこは、ニャンコとかワンコとかと一緒です(笑い)――だから、誰かが弾いてくれる方がいいなと思って……」
「だけど、久し振りに引っ張り出して弾いてみたら、結構良い音するじゃん!って思って、今日持って来てみました」

拍手していた人が多かった気がするのは、私の贔屓目じゃないはず!

「次は新曲を、まだどこでもやってない、完全な新曲をやりたいと思います」(大歓声&拍手)
「この曲は、皆さんご存知のみっこさん――小室みつ子大先生が歌詞を書いてくれました」
おぉお!みっこさん作詞の曲、第二弾が有るんですね!すっごい楽しみ!!

<<10 Gravity Rule>>

これがファンキーでファンキーで、ド・ファンキーで、凄く良かった!!全くもって黒々しい!
そして、みっこさんの歌詞が、またピッタリとはまってるんですよ。
単に音数に合わせるんじゃなくて、細かく刻む所も、母音がメロディーを邪魔してない。ちゃんと意味が通っていて、個性的――しかも、森君の曲っぽい!!
みっこさん凄いなぁ、とつくづく感動しました。

「こっから盛り上げとぇ行っちゃいますよ!!……噛んじゃった(苦笑)……盛り上げて行きますよ!!」
お客さんも歓声で応えます。

<<11 悪魔の提言>>

黒さにかけてはこっちも負けてはいませんよ!(別に勝負じゃないですけど(笑))
アウトロのアレンジが変わっていて、いや、もう、めちゃめちゃめちゃめちゃ格好良かった!!!!
体を突き抜けて行く気持ち良さでした!

<<12 Cyclone>>

サイクロン買ってこの曲を書いて以来、もしかしたら、ストラトで聞くのは初めてだったりします!?
(レポ見直すのめんどくさくて謎のまま……)
森君も楽しくて仕方がない様子で、いつものピョンピョンジャンプが飛び出してました。

<<13 Freaky Boogie>>

これは確実に初ストラトですよ!
飛び込んで来る音が耳に気持ちいい~~っ!!
確かに聞いた事のあるストラトの音なんですが、昔の何倍にも増して良い音になってる気がします(何倍は言い過ぎか?)
多分それは、森君のスキルが上がっただけじゃなくて、バンドの皆さん一人一人が出す音も、前より断然磨かれていて、それら全部が一つの音楽を奏でる時に、ちょ~気持ちいいっ!!(by 北島康介)が生まれて来るんだと思いました。
と、どっぷり演奏に浸っていたら……
弦キレターーーーー!!!(1弦がビヨヨーンってなってます)
そうでした、そうでした。このストラト、弦ビシバシ切れてました。
いや、そこまで再現しなくても良かったんですが(笑)、大里師匠が手早く弦を張り替えた事とか、懐かしく思い出しちゃいました。

曲が終わるまで弦の切れたままやって、その後、黄サイクロンに変更です。

「皆さん、楽しんでますかっ!?(大歓声)俺も超楽し~~っ!!」

<<14 コーラナッツウイルス>>

リハの音を(外で)聞いていた時は、今日はしっかりテンポ取って行く感じなのか、と思ってたんですが、そんな事はなかった(笑)突っ込み気味の前のめりっぷりは、ガッツリ健在でした。
それにガッチリついて行くバンドの皆さんの素晴らしさったら!!
あのベースはいつ聞いても、惚れ惚れしちゃって「紺ちゃんすげー!!」しか感想が出て来ないんですが、今回もキレッキレでした。風邪引いてるとか絶対にわからない!
村石さんのソロも最高に素敵☆もはや森君バンドに欠かせない人になって、めちゃくちゃ嬉しいです。
けれど、今日のこの曲の一番星は河内さんでしょう!!(いや、森君は別にして、ね)アウトロの超絶キーボードに完全ノックアウトされました。余りに引き込まれてしまって、聞いているこっちが前のめりですよ。
はぁ、みんなかっこいいっっ!!!

ちょっとだけ未練(?)が有るとすれば、弦切れなかったらストラトでやるはずだったんでしょうか?――それは聞いてみたかった……。次回に期待します~。

<<15 Rainbow Seeker>>

森君の歌もバッチリ安定して(歌詞的にも(^_^;))ワクワクした気分が心の底から湧きあがって来る感じ。楽しい!!
ところで、サビで河内さんのキーボード、高音のストリングスって前から入ってましたっけ?いつも以上にキラキラした感じがしたんですが、入ってたなら音色変わったのかなぁ(単に私の勘違いって話も……)

<<16 ただ時が経っただけで>>

いよいよ本編ラストです!
森君バンドも全開で弾け飛んでます!!
そして、河内さんもっっ!!(笑)
ソロの時、今回は”My☆Girl”みたいに小さなキーボードは持って来ていなかったので、何と!普通のあの赤いキーボードを持ち上げて、抱えて弾いていました。
が!!!
ソロ終って定位置に戻す時にコードが抜けてしまって、音がおかしくなってアワアワしている河内さんが面白かったです。(隣の森君がコード抜けてるのに気付いて事無きを得ました)
そんなハプニングも有りつつ、バンドメンバーを一人一人紹介した後、大盛り上がりのまま本編が終了しました~!!

<アンコール1>

もちろん、アンコール待ちの大拍手がBOXXに響き渡ります。
サクッと出てくるかと思ったら、いつもより少し時間をかけてから、森君とバンドの皆さんが出てきました。

「皆さんアンコールありがとう!!」(歓声&拍手)
「ここで、お知らせが2つ有ります!!」
1つは次回ライブのお知らせだとわかります。だって、森君思いっきりチラシ持って登場してるんだもの(笑)
「2013年2月22日、MellowTones vol.20(にゃんじゅう――って本当に読んだ)をスターパインズカフェで行います!!にゃん、じゅう、ってもう20回になるんだね!」
お客さん「ニャンコの日だ」
「(そのお客さんを指差さんばかりの勢いで)そう!!よくわかったね!!ニャンコの日ですよ!!!この日にやらないわけが無い!って感じですよね!」
こっから当然、ニャンコ(ナスカ)話とか、それにからめて物販の話とかするんだろうと思っていたのですが、森君らしくもなく、全くせず。
次のお知らせに移りました。
「そして、もう1つのお知らせなんですが……」
「『恐竜を掘ろう』って映画知ってますか?」

殆どのお客さんは??という感じでしたが、前の方で知ってらっしゃる方がいたようです。
「お、知ってる!?すごい!」
知っている人がいて、森君も嬉しそう。
「俳優の大和田伸也さんの初監督作品で、松方弘樹さんとか内田理名さんとかが出演している映画なんですが、来年の2月頃に公開予定です。その『恐竜を掘ろう』という映画に………(結構間が有りました)………”愛のBeat”がエンディング曲として選ばれました!!!」
ま、まぢですか!?
その一瞬の驚愕を吹き飛ばすように、会場全体がオォオオッ!!といううねりを上げて大歓声に包まれました。今日一番の拍手が大きく大きく響いています。私も「おめでとう!おめでとう!!」って何回も叫んじゃいました。
森君がペコリと頭を下げた後も、いつまでも拍手が鳴り止みません。みんな手を上げて森君に拍手を送っています。森君はその様子にちょっと驚いた表情を見せた後、グッと来たようで、堪え切れず後ろを向いてそっと手を顔にやっていました。
「ありがとうございます。皆さんが、自分の事のように、こんなに喜んでくれて、本当に、本当に、嬉しいです」
森君のその言葉に、また拍手が大きくなりました。
「それで、映画に合せて、2分のショートバージョンに曲を直したものが、来年2月にインターネットで配信決定です!!」(歓声&拍手)
「その作業を10月頭位にやってたんだけど、本当にその辺りは大変だった(T_T)」
レコーディングに没頭しているだけじゃなくて、色々と大変だったのですね~。
「では、その”愛のBeat”聞いてください」

<<17 愛のBeat>>

いや~、もう、感無量でした。
私も好きな大和田伸也さんっていうその渋いポイントを付いている所も嬉しいけれど、森君の曲を映画のエンディングに採用してくれるっていうのが、凄く、嬉しい!!!映画のエンディング曲ってその映画の余韻を決めるとても重要なポジションですものね。
選んでくれた方(大和田さんじゃないかもしれないので)にも、初監督作品に森君の曲をOK出してくれた大和田さんにも、深く深~~~く感謝です。
そして、改めて聞いてみると、”愛のBeat”って『恐竜を掘ろう』っていう映画のイメージにピッタリ来るんですね。過去から未来へと刻まれていく愛のBeat(鼓動)。
映画館でエンディング聞いたら号泣してしまうな、きっと…………(泣くような映画じゃなかったらどうしよう……)
それにしても、森君が猫(ナスカ)と暮らす事になって、そのナスカの鼓動から生まれたこの曲に、こんなBigなニュースが待っているなんて、ナスカは本当に招き猫(福猫)ですよね!!!――って森君が聞いたら親バカが更に加速しそうです(笑)

<<18 Funk Redemption>>

じんわりした感動もファンキーにとっぱらってくれる曲来ましたよ!!
コール&レスポンスの所は、途中からいつものように女子と男子に分かれてやりました。
「森君大好き~♪」
女性客「森君大好き~♪」
「森君大好き~~♪」
女性客「森君大好き~~♪」
「森君愛してる~~~♪」
女性客「森君大愛してる~~~!!!」
最後、歌うんじゃなくて、本気で「愛してる!!」って叫んでる人が何人もいたので、自分で言わせたのにちょっと照れてしまってる森君でした(笑)
「公開セクハラしちゃった。これ、公開セクハラですよね!?(笑)」
「では、男子も行きますよ!!男子の皆さん、準備はいいですか!?」

客席半分より後ろ側から野太い歓声が上がって、おぉ!男子は後ろの方に固まってたんだ!!とビックリしました。
そして男子の皆さんにも、
「森君大好き~♪」
男性客「森君大好き~♪」
と言わせる森君。

アンコール2曲が終って森君はサラッと帰って行きました。あまりにも不自然なサラッとさでした(笑)
そして、もちろん客電は付かずに、お客さんもアンコールの拍手で応えます。
うん、わかってる。もう1曲、やってませんよね。
問題は、どっちのギターを使うんですか?って事です。アンコールは黄サイクロンでした。弦が切れちゃったから用心してそっちにしたのか、最初からその予定だったのか、ちょっと気を揉みました。
だって、最後の曲は、今日は絶対ストラトで聞きたいぢゃないですかっっっ!!!!(吐血)

<アンコール2>

そして、森君とバンドメンバーが登場して、森君がまた一人ずつ紹介した後……
はい!!ストラトキャスター来ましたぁあああっっっ!!!!!
良かったよ!!ストラト来たよっっ!!!!
(すみません。今回こんなのばっかりで……)

「アンコールどうもありがとう!そうだよね。もう1曲やってないよね?(笑)」
って、自分で言っちゃう森君。
「では、その1曲をやりましょう。”ゼロ地点”」
この時点で大歓声でした。特に客席後方から、男子の皆さんの歓声がすごく大きかったです!!

<<19 ゼロ地点>>

アンコールは”ゼロ地点”じゃなくてもっと色んな曲やってもいいのにみたいな事も過去に発言しましたが、今日は、やっぱりこの曲で〆てくれて最高に良かった!!!!
イントロを聞きながら、PVの映像とかがフラッシュバックみたいに頭の中を駆け巡って、でも、目の前にいる森君はあの頃よりもっと素敵に、もっと格好良く、もっといぶし銀に(笑)なっている今の森君なんです。過去から未来へと続く時間の中を、森君と、森君の音楽と一緒に辿って行く事ができる幸せを、心から噛み締めました。
そして、噛み締めながらも、もう、めちゃくちゃ楽しい!!!!
何だろうこれ?
色んな感動の先に有ったのは、もう楽しくて仕方がない!!っていう、今そのものだったみたいです。
実際、アンコール2は森君が再登場した所も含めて、な~んにもメモ取ってない。曲名も、森君の喋った言葉の走り書きも何も無し!!そういうの「どうでもいいや!!」ってなっちゃう位、楽しくて楽しくて、これで今日のライブが終っちゃうとかすらも考えないで、森君のバンドの皆さんからの音のシャワーを浴びていた気がします。
あ、今回の河内さんソロは、本編最後を反省したのか(笑)かな~り控えめな感じでした。もっと弾けちゃっても良かったのにぃ。

「今日はどうもありがとう!!!」
という森君の最後の言葉を、そのまま返したいと思います。

森君、紺ちゃん、河内さん、村石さん、本当に本当に、どうもありがとう!!!!

追伸(?):森君、お願いですからストラトキャスターは絶対手元に残しておいてください。

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