グルグルグルーヴlab. Vol.3@ときわ台Cave


グルグルグルーヴlab. Vol.3@ときわ台Cave

-セットリスト-
1 風の卵と眠る太陽
2 キラキラ
3 2D Star with ルーパー
4 Everything is for you with ルーパー
5 Avalanche
6 不思議な模様 -P-
7 Pretty Baby with ルーパー
8 Dispel Magic*新曲*(※)
9 Rabbit Hole
10 Present Time with ルーパー
11 コーラナッツウィルス with ルーパー
12 Wonderful World(セルフカバー)
13 メガロポリタンズファンク with ルーパー
14 Rainbow Seeker
15 ゼロ地点
16 My☆Girl with ルーパー
17 ユートピア

~アンコール~
18 Cyclone
19 ただ時が経っただけで

~Wアンコール~
20 愛のBeat

Vo&Guitar弾語り:森 広隆
(無印:GrooveCaster、P:グランドピアノ)

(※)スペルの英語表記は「spell」なんですが、
魔法の名前としては「Dispel」と表記されているので、
森君から発表があるまでは「l」は1本でいきたいと思います。

1 風の卵と眠る太陽

『ラボ(研究所)』ではありますが、
のんびりとした雰囲気でスタートしました。

2 キラキラ

イントロのカッティングのテンポが、
ほんのすこーしだけ遅めだったのか、曲全体が抑え目に感じました。
(そのせいか、森君も歌に入ってから少しあおり気味だったような)
弾語りなので、敢えて抑え目に格好良く聞かせるのもいいと思います(^-^)
と思っていたら、
最後の最後で歌詞がとっちらかってしまい、
勢いで突っ走ったようですが、
曲が終わった直後、色々思ったようで、
その場でクルッと1回転したり、頭を押さえたりしていました(笑)
「ライブって色々ありますよね」

3 2D Star with ルーパー

熱の入った演奏のあまり、ギターストラップ止めのゴムが外れた模様。

4 Everything is for you with ルーパー

「次もルーパーを使った最近の曲なので、歌詞を見ちゃうよ(^-^)」
(ルーパーにボイスパーカッションとベースラインを入れた所で)
「この時点でベースラインだけ聞くと変な曲でしょ?(笑)」

間奏ではベースもoffにしてドラムのみで演奏(新しい)
ラストサビに戻る前に、
テンポに合わせて、ベースin>コーラスin の流れが自然で良かったです(新しい)
さすが『ラボ』です。

5 Avalanche

先月のGRAPEFRUIT MOONで久し振りに聞きましたが、
やっぱり”Avalanche”はいいですねぇ~。
GrooveCasterが奏でるこの曲のコード進行が大好物です。

6 不思議な模様 -P-

前回ピアノ弾語りでこの曲を聞いた時よりも、
ピアノが上手くなったなぁと思いました。
演奏もスムーズだったし、
強弱やスタッカートとかの表情が前より入っていたような気がします。

7 Pretty Baby with ルーパー

ベースラインが上手くいかず録り直しに。
「今日はベースが鬼門ですね」

コーラスのトラックに一緒にギターのおかずも入れていました。

そして、いよいよ新曲ですよ!!!

8 Dispel Magic*新曲*

「今日この曲を発表するための『グルーブlab.』ですから!
 曲はファンク、というかド・ファンク、おファンク!?
 『お』をつけると変な感じになりますね(笑)」
「でも、歌詞がすごく大変だったんですよ。
 歌いたい内容はハッキリ決まっていたのですが、
 それを上手く言葉に当てはめるのが中々難しくて……」
「それで、めちゃくちゃ頭を使うじゃないですか、
 そうすると、すごく甘いものが欲しくなるんですよね。
 最初はクッキーとか食べていたんですけど、
 段々、板チョコ1枚とか普通に食べちゃってて、
 最後の方には、
 板チョコとバニラアイスとクッキーを同時に食べてパフェに!!(笑)
 板チョコを食べながらコーヒーを飲むと、口の中でチョコが溶けて、
 そこにアイスを入れて冷やすと固まってパフェっぽくなるわけです」

甘いもの談義に熱が入っていました(笑)

「曲名は珍しく最初から決まっていて(本当に珍しい!!)
 ”Dispel Magic”と言います。
 ディスペルというのは、
 ファンタジーとかに出てくる呪いとか悪いものを解く魔法なんです。
 縛られている悪いものとかを取り放ってしまおうという意味です」
「曲は新しすぎてわかんないかも?
 えっ!?今、自分でハードル上げた!?(笑)」

ボイスパーカッションの刻みが今までの曲よりも細かく特徴的になっていて、
ベースラインもフレーズ全体ではなく、印象的に入ってきます。
ファンクはファンクてド・ファンクなんですが、
グルーヴ感のウネリがもっと強い気がしました。

歌詞も難産だったいう甲斐があって、
伝えたいことがわかるのに、森君らしい言葉遊び等盛り沢山でした。
言いたい事をストレートに歌詞にするのではなく、
言葉のチョイスによって、聞く側の想像する余地があるのがすごく好きです。
(その時の気分によって重くも軽くも受け取れるので)

サビでは、♪Dispel Magic!~Ho!!
というコーラスが入って、そう来るのか!と思わず笑ってしまいました。

まぁ、とにかく楽しい!跳ねる!!盛り上がる!!!
曲名の通り、イヤな事みんな吹き飛ばしてくれる曲でした~!!!

9 Rabbit Hole

「ファズで弾語りやっちゃいます」

めちゃくちゃ格好良かった~!!!
個人的なこの日一番の曲でした!!
ファズであれだけ音を歪ませてるのに、
ギターの音自体はすごくクリアでビンビン届いてくるし、
演奏も歌も艶があってすごく色っぽかったです。

10 Present Time with ルーパー

「皆さん、立っちゃいましょうか!」
グルーヴするのに、座ってるのはもったいないですよね!
個人的(主に腰)に大変ありがたいご提案でした(^-^;;)

11 コーラナッツウィルス with ルーパー

ベースをとちってしまって入れ直しに。
「ベースは鬼門……。今日の研究成果ですね(>_<)」

間奏明けではベースライン>ドラム>ハイアットと順に消していって、
そこからの全ONが決まっていました。

12 Wonderful World(セルフカバー)

セルフカバーですが、もうオリジナルと言っても遜色ないですね!

13 メガロポリタンズファンク with ルーパー

「ガンガン行っちゃっていいですか~!!!」
とお客さんを煽っておいて、ルーパーを入れる時には
「テンポだいじ」と慎重さを見せつつ、
ベースは最初ちょっと躊躇があった後、
しっかりと一発撮り出来て、ホッと胸を撫で下ろしていました。

ここでお客さんに呼びかけます。
「さぁ!ハバをきかす時間ですよ~!!!
 ルーパーに入っちゃってもいいですから、ガンガン来てください!!」

コーラスを撮る時から、お客さんの手拍子&歓声を貰うというスタイル(新しい)
三声分の録音が重なって、お客さんの手拍子&歓声つきでコーラス完成です。
「カッコイイ!」と森君も大満足。

14 Rainbow Seeker
15 ゼロ地点

ボーカル的には力技も要求されるこの2曲を、
終盤メドレーで入れてくるとは、今日の森君は熱いです!!!

16 My☆Girl with ルーパー

ルーパーの3トラック>2トラックと順番に削除していたので、
全消去しないのかしら?と思って見ていると、
1トラック目のドラムを再生。
そのまま曲に突入しました。
録音する手間&時間が省かれて、スムーズですね!(新しい)

「最近話が長くなり気味でライブの時間が長くなってしまう……。
 ルーパーを使うとこれで録っているせいもあるんですけど。
 それで終電になっちゃうという声があったので、
 できるだけ短く出来るようにしています」

この日はちょっとまき過ぎでは?という位早かったです(笑)

17 ユートピア

「幸せな時間をありがとうございました!!」

~アンコール~
18 Cyclone

イントロを弾き始めてからいつものアメを舐めてない事に気付いて、
でも、曲を止めたくなくて、
ギターを弾いてはアメの袋を咥え、また弾いては袋を開けようとし、
その不器用な仕草に
それ、止めちゃった方が早かったのでは?
とお客さんからのツッコミが聞こえてきそうな笑いが起こっていました。

19 ただ時が経っただけで

~Wアンコール~

白のニャコパスTシャツに着替えて登場。
ギターを持つとちょうどニャンコの右目だけが見えるので、
自分の顔の左半分を手で隠して、
「ちょうどこんな感じになっていますよね。
 インディーズ版『猫地点』みたいな(笑)」

お客さんも爆笑していました。

インディーズ版:ゼロ地点

「今日こうやってライブが出来てすごい嬉しいです!
 最近はアルバム作りが楽しくて、中々外に出ることもなく、
 皆さんに会う事で社会との接点を持ってるという状況です(笑)
 もう3,4曲は作りたいと思っていて、
 曲(メロディー)だけできている曲はもっとあるんですよ」

と言って、サビ的なところをやってくれました。
♪どうして~ きみなんだろう といった歌詞の曲でした。

「アルバムタイトルも、
 実は2年位前からタイトルだけ決まっていて、
 2年前ってそんな前から!?ですよね(笑)
 まぁ、タイトルはまだ秘密にしておきたいと思います」

20 愛のBeat

オリジナル中心で、色々と実験的なこともやりつつ、
それでも普通のライブよりは、グッと砕けた雰囲気がとっても心地良くて、
時間があっという間に経ってしまうライブでした。
ときわ台Caveさんは音響も良くてとても聞きやすいので、
『ラボ』はこれからも続けていって欲しいです(^▽^)