いよいよ顧みて最終回です。
終わってからまだ一週間ちょいしか経ってませんが、
既に忘却の彼方へ去ってしまっている部分が・・・。
ボケボケ過ぎです。
さて最終回のお題は「アーティストのブッキング&キャンセル」です。
まぁ、あのハナシがメインでしょうが、
他にも色々と言いたい事があるので書いてみます。
毎年ブッキングについては色々取沙汰されてますが、
個人的にはあんまり気になってませんでした。
けれど今まで行った中で、
今年が一番「このアーティストは外せない!」って言うのが少なかったです。
まぁ、皆無なわけではありませんし、
「見てもいいなぁ」レベルの人はそこそこいたので今年も楽しめました。
けれど、毎年のことではありますが、
「もうこれはわざと仕組んでるでしょ!!(怒)」としか思えない、
タイムテーブルの組み方(見たいアーティストのかぶり方)は
もうちょっとどうにかならない物ですかね・・・。
モーサム&UA&斉藤和義&HUSKING BEE(これは見たいわけじゃない)
のかぶり具合とか、
Franz Ferdinand&22-20s とか 東京事変&SUPERCAR とか。
まぁ、挙げればきりが無いのでこの辺にしますけど・・・。
(個人的に単にかぶったって言うのはもっとあるですよ!)
これは客を分散させる為にもわざとなのかなぁ~。
毎回、怒り&悩み所です。
(悩むのが楽しいっていうとこも否めないですけどね)
次に、アーティストのキャンセルについて。
<こっから長いですよ~!!>
毎年キャンセルは出るけど、今年は自分の中で特に目立った気がします。
数は飛びぬけて多いわけではないのだけど、
見てみよっかなぁと思うアーティストが少なくて、
そんな数少ない中から、キャンセルになったアーティストが
いくつか出たからだと思うのですが。
(VINES、COOPER TEMPLE CLAUSE、WILKO JOHNSON)
そいでもって、Morrisseyの話。
ハッキリ言ってモリッシー自体に全く興味はありませんでした。
月曜日の仕事が絶対休めない以上、
毎年、日曜最終の新幹線で帰らなければいけないので、
3日目(日曜)のトリは絶対に見れないわけですし・・・。
ただ、開催2週間前の段階で、
日曜トリ(=大トリ)がキャンセルというのは、
かなり大事だなとは思ってました。
キャンセルが発表になって、日曜のトリは
モリッシーの前に組まれていたWHITE STRIPESになって、
空いた時間は「TBA(=To Be Announced)」のまま。
時間的に見る事が出来ないのはわかっていたけれど、
オアシスエリアに行く度に、インフォメーションの掲示を確認してました。
特に3日目当日は、機会さえあれば確認しに行ってました。
当然気になりますもの。
それに、初日のグリーンステージの司会の人が、
「日高さんに確認したけどすごいの用意してあるって言ってたから
みんな期待して!!」
というのを確実に聞きましたし。
結局、
会場にいる間に代わりのバンドが発表になる事はありませんでした。
その時間になるまで発表にならなかったのです。
これは開催者の最悪の選択だったと思います。
先に書きましたが、いくつものステージが同時進行する以上、
演奏時間は確実にかぶってしまうのです。
こんな焦らす様なやり方(煽る様なやり方と言っても良いでしょう)では
「何か大物が来るのか?」とか、気になってしまって、
他を捨ててしまう人が多数出たのは当たり前です。
更に(後で知った話なのですが)初日の司会の人だけでなく、
オアシスエリアにあるラジオブースでDJのお姉さんが、発表前に、
「(替わりの人は)UK出身!期待していですよ!」
見たいな事を言ったそうです。
(伝聞なので言葉は正確じゃありません)
当日発表と言うのならわかります。
でも、その場発表(しかも煽り付き)では、
お客さんの「選択の自由」を全くもって奪っているのですよ。
前述した通り、
いくつもステージがあって一度に全部見るのは不可能なのです。
だからこそ苦しんで(楽しんで)見るアーティストを選ぶのです。
ましてや、全面的にその場発表に切り替えたというのではなく、
アーティスト(しかも大トリ)のキャンセルという非常事態であって、
開催者側は(非は向こうのマネジメントにあったとしても)
最低限、誠実さをもって事のフォローに当たるべきだったと思います。
それは、現段階では許されている「選択の自由」を犯してはならない
という事だと思うのです。
しかも、
更に失敗だった事に蓋を開けてみればコピーバンドだったわけです。
コピーバンドがいけないとはちっとも思いません。
他の時間帯だったら、キャンセル発表後だったとしても、
笑って受け入れられたと思います。
モリッシーを見に来るのは、前からのモリッシーファンだけではないのです。
「よく知らないんだけど見てみよう」っていう人もいっぱいいたはずです。
そんな人達はコピーバンド見てもさっぱりなんですよ。
去年のビートルズのコピーバンドがあんなに受けたのは、
みんながビートルズ&その曲を知っていたからだと思います。
本物があって初めてコピーはコピー足り得るのです。
そして、その本物を知っているファンの人達にとって、
「本物のキャンセルの穴埋めとしてのコピーバンド」は、
矢張り笑えないと思うのです。
これはあくまでも私の推測でしかありませんが・・・。
smashの日高社長も
『ファンの人は怒るかもしれないし笑うかもしれない』と言ってましたが、
あそこまでTBAで引っ張ってしまっては笑えない人が殆どではないかなぁ?
「キャンセルになってしまった。本当に申し訳ない。
そこで、コピーバンドを用意しました。
でも、結構これが面白いんだよ。怒るのは尤もだけど見てみて!」
(口調は全然違うと思います・・・汗)
とあらかじめ発表になっていたら気持ち的にも大分違うと思います。
とにかく、ダラダラ書いてきてしまいましたが、
1.その場までTBAで引っ張ってしまった事
2.主催者側やそれに近いサイドから煽るような発言があった事
3.(上記のような下地の上で)コピーバンドだった事
この3点はどう考えても【大失敗】以外の何物でもないです。
smashもしくは日高社長から謝罪のコメントを出すべきだと思います。
以上、行く気も無かったくせにという突っ込みは承知ですが、
長々と書きなぐってみました。
(フジ大好きだからこそ、この件はかなり残念だったんですよ(怒))