JOIN ~森広隆×永田佳之(サンドクロック)~@鎌倉LOOP【2017.9.29LiveReport追記】


JOIN ~森広隆×永田佳之(サンドクロック)~@鎌倉LOOP

-セットリスト-
1 碧
2 キラキラ
3 Cyclone
4 いとしのエリー(サザンオールスターズ)
5 Pretty Baby(with ルーパー)
6 メガロポリタンズファンク(with ルーパー)
7 Rainbow Seeker
8 愛のBeat

~アンコール~
9 Pebama

Vo&Guitar(GrooveCaster):森 広隆

8月中はどこかへ行っていた夏が突然戻って来たような日曜日。
久し振りの鎌倉観光を大いに楽しみ、
お腹も心も満タンで向かった鎌倉LOOPは、
ゆったりとした時間が流れる素敵な場所でした。
材木座の海岸から沈む夕陽を眺めながら、
こんな日常があったらいいな~ぁと少し感傷的な気分に。

今回のセットリストは、そんな海を意識して決めたそうです。
目の前に広がる海岸から、波照間島まで海はつながっているんですよね。

カバーも鎌倉の海岸ということで、サザンオールスターズ!
森君のサザンは全く想像していなかったのでビックリしました。
「どうしてもあの曲と歌に引っ張られちゃって、
 ヘタな桑田さんのモノマネになっちゃうんですよね(苦笑)
 どうカバーするか、結構大変でした」

森をイメージしたという対バンの永田さんのMCを受けて、
「森感あふれるセットリストの次に、
 海感あふれちゃってて、統一感無くてスミマセン。
 森(自分)が森感を出してモリ上げて行きますよ~!」

と自分で言ってウケていました。

今回もルーパーを使った演奏が何曲かあって、
”メガロポリタン~”はボイスパーカッションのパターンを変えてきたり、
また更に色々と挑戦していました。

<以下、私個人の意見です>
森君がルーパーを使うようになって、
弾語りでもより森君の曲らしいアレンジが出来るようになりましたが、
個人的には演奏中に違和感を感じることもちょこちょこ有りました。

ザックリした言い方ですが、
森君の曲は、メロディー・歌詞の一音一音が、グルーヴを持っていて、
ギター1本の弾語りで、リズム隊に頼らなくても
ワクワクするようなグルーブが生まれます。
いつもCDを聞きながら、
そして時には、素晴らしいメンバーによるバンドスタイルで、
奏でられる最高のグルーヴが、体に染み付いてしまっているわけです。

ですから、
ライブで歌われる(&演奏される)一音一音に、
超ピンポイントな「ここっ!」という気持ち良いタイミングが有って、
ルーパーを使った時に、そこが微妙にずれて感じてしまい、
違和感につながっていたのだと思います
もちろん、リズムがずれているわけではなく、
音の立ち上がり方が少し後ろ気味だったり、
慎重に行った結果、ベースの音が弱かったり粒が揃っていなかったり、
そういった極々些細な事なので、
もう、クレーマーレベルの欲張りな発言なのは十二分に自覚しています。
上から発言で、本当にすみません。

ですが、この日のライブはその違和感がほとんど有りませんでした!!
すごくリラックスできるゆったりした会場で、
森君の歌がのびのびと広がって、ギターの演奏もキレッキレでしたし、
ルーパーの良さがとても感じられたライブでした。
これからも、どんどん試行錯誤を重ねていって、
GrooveCasterと両輪で使いこなしてくれると嬉しいです。

そうそう、ワウの使い方も良くなっていました!
(更に重ねての上から発言スミマセン……)
前回のライブで使った時は、
ギターを引く瞬間とペダルを踏むタイミングが合い過ぎていて、
ワウがブチッブチッと音を切る道具になっていたのですが(笑)、
今回は上手くワァ~ンとしたエフェクトが出ていました。
チョーキングビブラートも健在でした。

最近特に、ライブに行く度に、
新しい事にチャレンジしている森君に驚かされ、感動して、
更にまたライブに行く事が楽しみで仕方無くなるという、
ポジティブスパイラルが発動しています。
次の予定がいっぱい決まっているのも本当に嬉しいです。
みんな、森君ライブに行きましょう!!
(ダイレクトマーケティング)