Message from Dystopia(森広隆ワンマンライブ)ライブレポート・後編

<<Message from Dystopia(森広隆ワンマンライブ)ライブレポート・後編>>

【Message from Dystopia@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE ⇒セットリスト】

⇒前編はコチラ

⇒中編はコチラ

16 コーラナッツウイルス

初顔のメンバーもいて、
”コーラナッツウイルス”はやらないかなと思っていたので、
大好きなイントロのギターリフを聞いて、期待に胸が高鳴ります。
前奏は、ギターリフ>ベース>ドラムとなるのですが、
ドラムが入った所で、微妙に違和感が……。
あくまで個人的な体感ですが、
ギターのカッティングとドラムの刻みにズレを感じます。
それぞれのリズムは合ってるのに、
お互いの手数が違うのでピッタリ合わないような……。
手数の多い佐野さんのドラムが、
若干前のめりに聞こえてしまうのでしょうか。

1番に入り、Aメロはギターが無いので問題無いですが、
サビではやっぱり違和感が出てきます。
どうする!?どうするの、森君!!
一人で、内心ドキドキワタワタしていると……。
何と!!!
森君、ギターのカッティングを即興で合わせて来ました!!
思わず悲鳴を上げそうになって、慌てて手で口を塞ぎます。
ピッタリと合わさったギターのカッティングとドラムの刻みに、
震えと鳥肌が止まりません。
ただでさえ刻みまくっているギターの手数を、
本番中に更にハードル上げるなんて!!!
しかも、歌いながらなんですよ!!
凄いよ!!森君、凄過ぎるよ!!!
森君の成長(レベルアップ)が想像を飛び越えていて、
曲が終わった後も、一瞬茫然としてしまいました。

(単に私の勘違いだった場合、
 ここまでは妄想だったという事で、よろしくお願いします…orz)

そして、kiyo君についても。
”コーラナッツウイルス”にもkiyo君のコーラスが入ったんですが、
kiyo君のコーラスは、もう本当に最高!!
”コーラナッツウイルス”がコーラス入りで有りだと思うなんて、
自分でもびっくりです。
(この曲のタイトさが好きなので)
前にも書きましたが、
音程が合ってるという所を越えて、
ここまで波長がビターッと合う他人って、
そんなにいないんじゃないでしょうか。
いつまでも聞いていたいハーモニーでした。

17 My☆Girl

河野さんの間奏ローズピアノソロがめちゃくちゃ格好良かった!!
この響きたまりませんね。
そしてラストサビで、
「朝までジャムセッション」の所の「朝まで」を、
力強く歌っていた森君に大ウケでした。

18 ゼロ地点

佐野さんのドラムソロで始まった、
久し振りの王道イントロに血が湧き上がります。
楽しい!!楽しいよ!!!
そりゃあもうね、メモ書くのもそっちのけですよね(言い訳)
お客さんも大盛り上がりの中、
去って行くバンドメンバーを一人ずつ紹介した後、
初めと同じように、
森君が一人、ステージに残りました。

ここでまたアルバムの話を始めた森君。
「ジャケット凄い格好良いですよね!!
 ジャケットをお願いした方に、
 拙いながらもこんな感じというのを伝えたんですが、
 出来上がったらあんなに世界観を現してくれていて、
 とても気に入ったものができました」
「中に入っているブックレットは、
 歌詞が書いてあればいいかなと思っていたんだけど、
 話を聞いた誰もが、
 写真を入れた方が良いと言ったので、入れました(笑)」

そして、本編最後の曲を始める前に、
背筋を少しピンと伸ばして、森君はこう言いました。

「来てくれた方と一緒の時間を過ごせるという事が、
 本当に幸せです」

19 ユートピア

『A day in distopia』と名付けられたアルバムの最後を締める、
”ユートピア”というこの曲を、
前回のライブで初披露した時、森君は
「僕の音楽を聞いてくれる皆さんへの感謝の気持ちを込めて」
と言っていました。
お客さんと一緒に感じる事の出来る、
この場所がディストピアの中のユートピアなのだと。
でもね、森君、
それは森君がいて、森君の音楽があるからこそなんです。
森君の歌が沢山の人達を惹き付けて、
ここにユートピアを作っているんだと、ずっとずーっと思っています。
「こんなに素敵な世界をありがとう」
と言いたいのは私の方なんですよ。
少し目を潤ませながら、
精一杯の心を込めて歌っている森君に、
「ありがとう」という気持ちが溢れて涙が止まりませんでした。

~アンコール

新しいアルバムを引っさげて、
日本全国、47都道府県ライブをやりたいという、
途方もない計画をぶちあげた森君。
「あの引きこもりの森が!!」
と自分で言って笑ってました(笑)

20 愛のBeat

森君とkiyo君。
今回新しく作られたTシャツに揃って着替えた、
二人の極上のハーモニーが響きます。

残りのバンドメンバーが入って来て、
一人一人と堅く握手をする森君。
佐野さんとはハグまでしてました。
今回のアルバムは本当に満足感があるんだろうなぁ。
と微笑ましく眺めていました。
(端から見るとニヤニヤ……以下略)

21 Rainbow Seeker

最初から最後まで、
終始キラキラと本当に楽しそうな森君そのままに、
楽しくて、嬉しくて、サイッコー!のライブでした!!

NewA day in distopia

⇒前編へ戻る

⇒中編へ戻る