GOOD CREW NIGHT TOUR 2005 #1@表参道FAB

GOOD CREW NIGHT TOUR 2005 #1
@表参道FAB
with:ラブハンドルズ(opening act:ターバンシェル)
-セットリスト-
1 デスペラード
2 エレンディラ
3 Fuzz Master
4 *新曲*
5 夜行性
6 HEAVEN
7 CYCLONE
8 ショートケーキ
9 ゼロ地点
<アンコール~セッション>
・BAD(Michel Jackson)
・キセキ(ラブハンドルズ)
Bass:紺野光広
Drums:波多江健


 待ちに待って待って待ったライブです!しかも、新曲有り、3ピースバンド(もちろんバックはハタコン)ですから、期待も膨らみます。
 オープニングアクトが終わってセットチェンジになると、森君のマイク位置におもむろに白い箱がおかれました。本物の加湿器です。今までのライブでは電気ポットの蓋を取ったものを使っていましたが、とうとう本物に格上げになったのですね。(とは言え、蒸気は常にステージから客席側に流れていたので、格上げの効果があったかどうかは今ひとつ疑問の残る所です。)
 さて、準備が整うと、まずはハタコンのお二人が登場しておもむろにセッションを始めました。それだけで「あぁ、やっぱりこの二人は外せないでしょ!」と嬉しくなってしまいます。そして、いよいよ森君の登場です!比較的短めにサッパリと髪を切っていましたが、前と変わらない森君の様子を見て何故かホッとしました。森君はギターをかけると、「こんばんは~!森広隆です。Good Crew Nightにようこそ!!」と言って、セッションに加わりました。森君愛用のギター、CYCLONEのカッティングの音で、既にアドレナリンはどくどく出てますよ~!(テンション上がり過ぎです・・・)
 一曲目、セッションからそのまま始まったのは”デスペラード”でした。もちろん、3ピースで聞くのは初めてですが、フルバンドでなくても十分迫力と格好良さは伝わってきました。続いて2曲目は”エレンディラ”。今の森君なら安心してギターソロも堪能できますね~、ってエラそうですみません。(でも個人的にはラブハンの溝下さんが『ヤンチャな音』と称したあのエフェクトはあんまり好みではないのでした(汗)おかず的に入れるのはいいんですけど、あんまり歪ませない方が好きなのかなぁ。)”Fuzz Master”は元々3人で作った曲かのように、ピタッと決まってました。矢張りこの3人がバンドの原点なのでしょう。
 3曲が終わると、改めて森君から挨拶。MCは長くなるので要約しますが、去年の10月にライブをやって以来、リップスライムのツアーに波多江さんと参加したり、レコーディングをしたり、曲を作っていたそうです。他のアーティスト向けの曲作りもしていて、まだ確定ではないので発表できないけれど、誰の曲か決まったらホームページで告知しますと言っていました。そして、ライブも沢山予定していて、4月の『Mellow tones』はあっと言う間に売切れてしまって行けない人もいると思いますが、年内にあと2回位はやりたいなと計画しているそうですよ!とにもかくにも、森君のライブに行く機会が多い事は本当に嬉しいですね!!
 そして、「他人用だけでなく自分用にも曲を作ったのでやりたいと思います。」 と言って新曲をやってくれました。(まだ曲名は決まっていないみたいです。)あらかじめオフィシャルにも告知があったので、どんな新曲なのかとワクワクしていましたが、かなりファンキーでした!!独特のリズム&メロディーに、森君らしく歌詞を乗せてあって、音響の関係で殆ど歌詞が聞き取れなかったのは残念でしたが、サビの部分で、♪仕事は完璧~とか♪それでも成り行き~とかいうのが有った気がします。ちゃんと歌詞知りたいなぁ。
 ”夜行性”の次の”HEAVEN”は個人的にはこの日一番の出来でした!いい曲だなとは思っていましたが、久し振りに改めて聞いて、好きな森君の曲ランキングの中でかなり上位にアップしました。本当に心に染み入る曲ですね。この曲の醍醐味は、もちろん森君の唄(メロディ)もなんですけど、紺ちゃんのベースラインがめちゃめちゃ好きなんです。特にサビのベースはツボ中のツボです。いいんですよね~。 そして、こういう曲を書いたかと思うと、新曲のような曲も作ってしまうし、つくづく森君の引き出しの多様さにはやられっぱなしです。
 ”CYCLONE”、”ショートケーキ”、”ゼロ地点”の3曲は、「これぞ森広隆!」という怒涛のリレーで楽しかったです!特に、波多江さんのドラムがキレていて、 毎回言っているような気もしますが、やっぱり森広隆&このバンドメンバーは大好きです!!これからまたどんどんライブがあると思うと、すごく嬉しかったです。
 さて、ラブハン主催の『グットクルーナイト』は、毎回アンコールでセッションをやります。いつもは対バンの曲、ラブハンの曲の1曲ずつをやるそうなのすが、今回はオープニングアクトのターバンシェルのボーカルの人と森君を交えて、何と今アメリカでは話題の人Michel Jacksonの”BAD”でした。ラブハンの若林さんの怪しげな踊りが板についていたので、きっと彼の推薦曲なのだなと思いました。森君はサビの高音担当でバッチリでしたよ!(というか森君じゃないと出なかったかも。)そして、2曲目はラブハンドルズの”キセキ”でとても良かったです。特に、サビの部分で森君が高音をハモル所はかなりツボでした。
 久し振りの森君ライブは、色々と盛り沢山&今後への期待が膨らんでとても幸せなライブでした。