森広隆ワンマンライブ~Galactic Funk Beats @東京キネマ倶楽部 ライブレポート

METALLICAとMEGADETHを間違えるという痛恨のミス!!【2015/4/13訂正】
わかばさん、ありがとうございました~ <(_ _)>

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東京キネマ倶楽部お馴染みのサイドステージから、
にこやかに手を振って登場した森君。
珍しく、赤地に黒のチェックのシャツでした。

森君エレガット弾語り
1 ひとりじゃないさ

まずは、紺ちゃんと高田さんの登場です。
何と、紺ちゃんがニット帽をかぶっていない!!
ブログやTwitterで写真は見ていましたが、
さらさらショートヘアの紺ちゃんの見た目は、
かなり新鮮でした。

2 Freaky Boogie
イントロのアレンジがちょっと変わって、
特徴的なギターリフの繰り返しから入りました。
トリオ一発目から、ガンガンに煽って来て、
終わった瞬間、紺ちゃんが雄叫びを上げる程の、
濃密なグルーヴ!!!
バンドスタイルいいです!!

3 悪魔の提言
流石のバンドスタイル。外しませんね!!
(そもそも外れは無いんですが……)
昔からやってる曲ですが、
やればやるほど磨かれて行く気がします。

4 ゼロ地点
ギターソロを新しくアレンジしてました。
最近、かなりギターへの気合いを感じるので、
こういうソロの部分でも、
どんどん磨きがかかってくれると嬉しいですね。
(目指せジェフ・ベック!!)

さて、ここで何故か前日の夜遅く、
バナナを買いに行った話になりました。
バナナはすぐにエネルギーになるというので、
ライブの為にと、サミットというスーパーへ行った森君。
閉店間際だったせいか、
いつもは数種類あるバナナが、
1種類しか残っていなかったそうです。

それが、これ↓↓
https://twitter.com/Chiquita877/status/579960996048953344

「39才独身男性でこれを買うのか!?」
一瞬躊躇した自分に自己嫌悪した森君は、
「いや、ここはだからこそ!」とばかりに、
まるでプリキュアファンのような前向きな心で、
レジへと向かったのでした。
レジのお兄さんとの差し向かいの間に置かれる、プリキュアバナナ。
バックに流れるのは、明るい調子のサミットオリジナル曲。
「39才って、思っていたよりずっとファンシーでした(笑)」

話の中で、サミットの曲を耳コピで披露した森君の、
相変わらずの音感の良さに脱帽です。
そして、このコピーにベースとドラムを合わせてくるお二人。
紺ちゃんの音に迷いが無かったのは、
サミット行ってるからですね~っ!!
と内心、大いに突っ込んでいました(笑)

「グルーヴとは何かって、言葉にするのは難しいけど、
 簡単に言うと、ノリです!!
 皆さん、思い思いに好きなようにノっちゃってください!
 グルーヴしようぜっ!!」

右手を高く上げるつもりが、
ピックを指にはさんだままで、ぎこちない動きになってしまい、
「硬さが抜けてない(笑)」
と紺ちゃんから突っ込みが入っていました(^-^)

ここから、比較的最近の曲が続きます。

5 Invisible Chain(仮)
森君の弾語りを聞いた時から、
バンド編成、特に紺ちゃんのベースがどうなるのか、
もの凄く期待していたんですが、
その期待以上の演奏にテンションUP↑↑です。
今回はトリオ編成でしたが、
河内さんも入って、バンドメンバーがもっと慣れてくると、
2倍3倍の化学反応があるはず!!
これからが益々楽しみです。
バンドスタイルいい!!(2回目)

6 Neophilia
2番の歌詞が
「パリ ニューヨーク 東京 否、否」
から
「パリ ニューヨーク 東京 No No」
に変わっていました。
1番に揃えて韻を踏む事にしたのかなぁ。
個人的には「否、否」という言葉のチョイスが、
凄く森君らしくて好きだったんですが(^-^;;)

7 Water Drops
アウトロのソロが沁みます。

今回のライブで無料配布されたCDの話になりました。
森君が消しゴム判子を1枚ずつ押して作ったCDは、
殆どが上手くいったのですが、
3枚だけ失敗してしまったそう。
特に、その内の1枚は、綺麗に仕上がったのに、
乾く前にPCで読み込んでしまった為、
インクが放射線状に滲んで、
まるで、MEGADETHMETALLICAのあのロゴのように!
失敗作ではあっても「MOTTAINAI ANTHOLOGY」の名の通り、
その3枚にはサインを入れて、配布したそうです。
(当たりは誰の手に!?)

ここで河内さんが登場して、バンドメンバー全員が揃いました。
河内さん、今日も盛大に立ってますね!!

8 Funk Redemption
いつもの応答練習に入る前、
初めて森君のライブに来た人に、手を上げてもらいました。
思っていた以上に、上げられた手の数に、
森君はもの凄く嬉しそうで、
見ているこちらも笑顔になってしまいます(^-^)
男女に分かれてやった「森君大好き♪」では、
女子の声援にご満悦の森君。
「今日はこれがやりたくて来ました!!」
男子には「腹から声をだして!」と煽っていました。

9 Lovely Days

10 憂鬱
森君ワウペダル踏みまくり!
河内さんのキーボードの音色も面白くて、
めちゃめちゃ楽しかったです。
バンドスタイルいいなぁ(3回目)

11 Avalanche
河内さんのキーボードが泣かせまくりです。
バンドスタイルで聞けば聞くほど嵌りますね~。

12 密室
個人的本日最高の1曲!!!
河内さんの情感豊かなイントロに始まって、
高田さんのドラムの何とも言えない色気、
更に重なる、蕩けるような紺ちゃんのベースに、
「もう、殺してくれ~~~~っ!」と
わけのわからない心の叫びを上げてしまいました。

13 2D Star
河内さんがコーラスで参加。
この曲も紺ちゃんのベースが光ってます。

14 やっぱり猫にお熱なんです

15 おいしいパン
間奏では、一人ずつソロの見せ場があり(しかも2周)、
2周目では、森君に習ってみんなゴリゴリスタイルで面白かったです。

16 My Girl
今日も河内さんオンステージかと思ったら、
何と!!森君がキーボードを抱えて客席を回り始めました。
しかも、森君不在のギターはスタッフのヨシナオ君代打出場。
これってアリなんですか!?(笑)
客席を一周して戻ってきた森君に、
河内さんがバンドメンバーを指差し、
そっちも回って~と指示出ししたにも関わらず、
気付かなかったのか、森君は華麗にスルー(汗)
森君オンステージはまだまだ修行が必要ですね(上から目線)
曲が終わった後、
ちょっと下を向いて笑った河内さんの微笑みにキュンと来ました。
上から目線の誰かとは大違いです(汗)

17 Cyclone
今回は時々咳をしたり、こまめにお水を飲んだりと、
喉の調子がイマイチなのかなぁと思っていましたが、
高音がビシバシ来るこの曲はちょっときつそうで、
「喉頑張れ~!」と思わず祈ってしまいました。

この日、何度も「楽しい!嬉しい!」と言っていた森君。
目標に向かって動き始めてから、一年とちょっとが経ちました。
「自分の好きなように作った曲を、好きになってくれて、
 こうやって皆さんが来てくれる事が本当に嬉しいです。
 これからはそれだけで満足せず、
 もっと多くの人に自分の歌を聞いてもらう為に、
 やりたい音楽は貫きつつ―そこは一番大事な所なので、
 『おれの音楽どう?』『もっと一緒にグルーヴしようぜ!』
 もっと、もっと、頑張って行きたいと思います!」

何度も「もっと」という言葉を重ねて、
自分の決めた目標に一歩ずつ歩いて行く森君の後に出来る道を、
もっともっと沢山の人達が追いかけてくれるように、
ここから願わずにはいられませんでした。

本編最後前に、もう一度メンバー紹介。
それまで余り喋ってなかった紺ちゃんの番が来た時、
「髪型が変わって『(ヅラ)疑惑』が解消された紺ちゃんです」
とそれまで誰もいじらなかった話題をぶっこんで来る森君!
するとすかさず、
「これ、春物なんですよ(笑)」
と返す紺ちゃんはやっぱり素晴らしい!!
「えっ!疑惑は本当なの!?」
「どうでしょうかねぇ~。どっちでもいけるようにしておきたいですね。
 こう見えて打たれ弱いんで!」

そんなわけないでしょー!!って、爆笑しながら突っ込んでしまいました。
「そうそう、言いたい事あるんですけど、
 何か今日、みんなチェック着てて、俺だけ仲間はずれなんですよ!」

言われてみると、冒頭で書いたとおりに赤のチェックのシャツの森君。
高田さんのパーカーのフードの中は、森君と同じ赤いチェック柄。
それを知った河内さんも「じゃあ俺も……」と言って、
紺地のチェックのシャツを着たそうです。
「打合せしたわけじゃないんだけどね~(笑)」
「俺もトランクスはチェックなんですけどね!!」
これには、森君始めお客さんも大爆笑。
「これはちょっとお見せできないからなぁ~。
 確認したい人は、後で個別に来てください。気分が良ければ見せます(笑)」

見せるんですか!!!
バンマスとして高田さんと磐石のリズムを弾き出し、
それまであんまり絡んでいなかった分、
最後の最後で盛大に紺ちゃん節が炸裂しました。
はぁ~、楽しかった!!

18 愛のBeat
今回もサビのアカペラから始まったこの曲は、
本編最後をバッチリ締めてくれました。

-アンコール-
バンドメンバー全員で登場。
本編終わってはける時に、
ちょっと迷って一人だけステージ向かって右手から去った河内さんは、
登場時は左手から登場したものの、
やっぱり、ドラムや機材に行く手を阻まれ、
ステージ際まで出て来て、スミマセンとやりながら前を横切って行きました(笑)

ここで紺ちゃんがまた炸裂します。
「ちょっと休んでいいですか?」
「えっ?アンコール出て来て『ちょっと休んでいいですか』ってどういう事!?(笑)」
「…………おし。大丈夫ですっ!!」
紺ちゃんマイペース過ぎます!(爆笑)

ここで、今回新しく作ったグッズの紹介を。
<悪魔さん・イヤフォンケース>
「悪魔というものは、
 土着の宗教の神様が外来の大きな宗教に取って代わられる時に
 悪魔にされる事が良くあって……」

と、悪魔の名前をズラズラとあげていく森君。
さすがRPG幻想辞典を熟読してるだけのことはあります(笑)
「だから、一般に正しい言われていることが、全て本当に正しいわけでもなくて、
 自分の正しいを貫きたい時に、そっと背中を押してくれるのが、
 この悪魔さんなので、お守りかわりにぜひどうぞ(笑)」

イヤフォンケースは大人気で完売したそうです。
おめでとう!

「久し振りのこの曲をやります」

19 英雄の誕生
久し振りだったせいか、歌詞が……(ゴニョゴニョ)
この曲もキーが高いので、大丈夫かなぁと心配しましたが、
それでも、最後まで振り絞って全力で歌い切った森君は凄いです。

「本当に本当に楽しかった!
 皆さんとずっと一緒にいたいです」

そんな事言われたら、即死ですよ……(泣)

森君アコギ弾語り
20 交差点

久し振りのバンドワンマン。
最初から最後まで楽しかったです!!!

もっと沢山バンドスタイルのライブ聞きたいなぁ~(強欲)
でも、森君ライブならどんなライブでも絶対嬉しい!!
4/28(火)に続き、5/8(金)9(土)のライブも決まりました!